変額年金には様々なメリットがある反面、デメリットもあります。
ある意味、そこが変額年金の変額年金たる所以と言えるかもしれません。
年金としてこの変額年金保険を考えた場合、どうしてもリスクの面はデメリットと捉えられてしまうものです。
変額年金のデメリットは、やはりリスクという事になります。自分が支払った分の保険料の元本を割ってしまうというリスクがあるのです。
つまり、払った分が全部は戻ってこないという状態です。
長らくお金を預けておきながら、そのお金が減る。これは、ちょっとあり得ない事です。
極端な事を言えば、銀行にお金を預けていて、そのお金が減ったようなものです。それでは、納得できない人も多いでしょう。
ですが、実際にこの変額年金というシステムにおいてはありえることなのです。
また、一時払いが殆どという面も、デメリットと言わざるを得ません。
単純に、その資金を用意する事が難しいからです。退職金で支払うケースが多いですが、つまりそれは退職金が出た場合、それも結構多く出た場合のみ有効となります。
今の時代、そうそうしっかりした退職金が出るかというと、そうとも限りません。そういう意味では、敷居の高い制度といえます。
基本的には、変額年金保険はクセの強い個人年金といえます。
その為、この商品を利用するならば、あらゆるメリットはもちろん、デメリットにもしっかり目を向けておく必要があります。
しかしその上で人気の高い商品であるという事は、少なからずデメリットを上回るメリットがあるという事も併せて頭に入れておくと良いでしょう。
変額年金保険は、運用によって年金の額が変動するという年金です。しかも、一時払いで支払うのが一般的なので、その面での怖さはあります。
ですが、通常の投資信託と比較した場合、かなりリスクが軽減されたり、税金に関するメリットが生まれたりするという一面もあります。
例えば、投資信託の場合は運用機関に利益が出た場合、それなりに税金を支払う必要があります。
ですが、この変額年金の場合は、非課税対象となっています。つまり、利益が出ても税金を取られないのです。
これはかなり有利です。
というのも、投資信託をはじめとした金融商品は、税金でだいぶ持っていかれるからです。
例えば、株を例に挙げてみましょう。
現在一株12万円の銘柄を100株買ったとします。そして、その株価が12万1000円になったとしましょう。
そうなると、1,000円の上昇×100株=10万円の利益となりますよね。
ですが、実際に手元に入るのは、ここから手数料と税金を引いた額です。
そして、株の税金は実に20%も持っていかれます。
この場合、2万円が手元から消えるのです。これは相当な痛手です。。
ですが、変額年金の場合はこういった税金による天引きがありません。
保険という一面がくれる大きなメリットと言えるでしょう。
変額年金の支持が年々増加している背景には、こういったメリットがあります。
税金に関しては、今後のさらなる上昇の可能性も含め、投資家はかなりナイーブになっているので、そういった人にとっては狙い目なのかも知れませんね。